サフィニアが元気に咲くシーズンになりましたね。サフィニアは、寒さに弱いため一年草扱いとされていますが、いまうちで咲いているサフィニアは、運よく冬越しできた株です。
冬のうちに何本かの枝は枯れてしまったものの、少ない枝で元気に咲いてくれています。
今日は、長く伸びてしまった枝を切り戻して、枝姿を整え、その切った枝で挿し芽をする方法をご紹介します。
いずれは増やした挿し芽をこの冬越し出来た親株に同居させて、充実した株姿にしていきたいと思います^^

増やす場合は、自宅で楽しむだけにしましょうね
剪定前の姿

↑ こちらが剪定前のサフィニアです。
オベリスクの中段の部分(地面から1mくらいの高さの場所)に、ココヤシのかごを置いていて、そこで育てています。冬越しもここでしました。

↑ 冬越し出来た枝が少なく、そのまま育てていたら、このようにビヨーンと枝が長い状態に・・・。株元から枝先まで、25cm程になっていました。

切り戻して形を整え、枝数を増やそうと思います^^
切る場所はこういう場所がおすすめ

↑ カットする場所は、円で囲った部分のような、枝が出ている場所や、

↑ 葉っぱの付け根に、小さい芽が見えている場所があれば、そこで切るのがおすすめです。

↑ ざっと切り戻し、すぐ水に浸けました。

暑かったり、日差しの強い日は、切った枝がすぐにしおれてきてしまいます。
挿し穂を作る時は、日陰や室内で行うことをおすすめします。
熱中症が心配ですし、暑くて大変ですもんね^^
挿し穂の作り方・増やしかた

↑ 挿し穂を作っていきます。
挿し穂は短くても大丈夫ですが、節はふたつ必要です。
写真のように、節をふたつおきでカットしていきます。

↑ 土にさす部分の葉っぱを取っていきます。
節がひとつしかないものは、挿し穂にできないので使うことができません。

↑ 水に浸けながら、挿し穂を作っていきます。

↑ これで挿し穂づくりが完了です。枝が長かったので、たくさんの挿し穂ができました。

↑ 黒ポットに草花用培養土を入れてあります。ここに挿し穂を挿していきます。

サフィニアは赤玉土や鹿沼土でなく、いきなり草花用培養土に挿して大丈夫です^^

↑ 茎を折らないように挿していきます。

↑ このように、葉っぱのすぐ下まで土に埋めていきます。

↑ 「葉っぱが大きいなぁ・・・」という場合は、このようにハサミでカットしてしまって大丈夫です。

葉っぱが大きいと、葉っぱからの蒸散が多くて、
挿し穂が発根前に枯れてしまう原因になります。
「葉っぱを切って枯れないの?」と心配になるかと思いますが、
切れたままでも成長するので大丈夫です^^

↑ 全部、挿し終わりました。
だいぶギュウギュウですが、発根したらバラして親株に同居させる予定です。
根が出るまでの管理方法

↑ 管理場所ですが、今の時期は暑かったり日差しが強いので、室内で管理することにしました。
受け皿に水を張って、腰水をさせています。

曇りの日にちょっと外に出してあげたり、窓辺に置いてあげるなどしています。
水は毎日でなくても大丈夫ですが、腐らないように交換が必要です^^
今日は、ビヨーンと伸びて不細工になってしまったサフィニアの切り戻し方法でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
読んでくださった方のヒントとなれば嬉しいです。
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