現在、5月初旬です。お花は開花のピークを迎え、パトロールを1日に何回もしながら楽しい毎日を過ごしています^^
その中で、他の植物に埋もれてしまってかわいそうなベロニカアズテックゴールドを発見しました。
半日陰の場所です。冬の間は、日が当たっていたので、特に気になりませんでしたが、春になり、まわりの草丈の高い宿根草の陰になってしまいました。
結局、開花した姿を見る事が出来ないまま、今日に至ります。

このままだと、太陽が当たらず、梅雨の長雨で枯れてしまうかもしれないので、
掘り上げて、レスキューすることにします。
【植え場所に失敗】宿根草に囲まれて、生育不良のベロニカ

↑ 円で囲った場所に、ベロニカが植わっています。日陰で真っ暗です。

↑ 半日陰の場所なので、「明るいカラーリーフを植えたいな」と思って植えましたが、ヒューケラとギボウシ、クリスマスローズに囲まれて、花が咲きませんでした。

↑ 株元のアップです。後ろのギボウシは、冬は地上部が無くなるので、ベロニカにも日が当たっていたのですが、一気に日陰になってしまいました。

本来、花が咲く植物なのに、花が咲かないのは
日照不足が原因です。
でも、掘り上げて太陽が当たる場所で育ててあげれば大丈夫です。
また開花しますよ^^
【植えた場所が失敗だった時の解決方法】掘り上げて、植え直せば大丈夫!

↑ スコップを垂直に挿しながら、株の周りを一周させて、掘り上げます。

↑ 一周したら、あとはテコの原理でポコッと持ち上げれば、すんなり持ち上がります。

↑ 根っこがあまり張っていませんでした。植え場所が適していれば、もっと根っこが張ってて良いはずなので、掘り上げて良かったです。

↑ 掘り上げた場所は、穴が空いて凹んでいるので、草花用培養土を足して、平らにします。

平らにしておかないと、ここに水が集まることになります。
この場所に植わっている植物が根腐れするかもしれないので、予防します^^

↑ 土を足しました。腐葉土や牛糞たい肥などを入れてあげても良いと思います。
【日照不足の多年草】鉢植えにして日向で育てる

↑ 自分で増やした素材があるので、これらを使って鉢植えにすることにしました。
①挿し芽で増やしたバーベナ 2ポット
②株分けしたベロニカミッフィーブルート 1ポット
③掘り上げたベロニカアズテックゴールド
先日ご紹介した、ベロニカミッフィーブルートの株分けの仕方はこちらになります。

↑ 鉢はこのプラスチック鉢を使うことにしました。5号サイズです。
鉢穴の目が細かいので、鉢底ネットは使わずに、鉢底石だけ使うことにしました。

鉢底石を使って、しっかり水はけ対策をします。

↑ 草花用培養土に、元肥を混ぜてあります。

↑ それぞれポットから抜き、余分な土を落としました。

↑ 周りから土を入れながら、棒でつつき、しっかり土を入れ込みます。

↑ 小分けに水やりを繰り返します。 水はけがスムーズにいくかのチェックも同時に行います。

なかなか水が抜けなかったら、やりなおし。
一旦全部抜いて、鉢底石の量を増やします。

↑ 植え付け完了です。数日は半日陰で様子を見ます。
その後は、太陽にしっかり当てて育てます。まずは元気に育ってもらうのが優先です^^
(鉢が5号サイズで小さめなので、秋に植え替えが必要になると思います)
今日は、場所選びに失敗した株のレスキュー方法でした。最後までお読みいただきありがとうございます。
読んでくださった方のヒントとなれば嬉しいです。
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