【お花の育て方】コツさえつかめば大丈夫!ゼロからお花を育てるには

きほんの「き」
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こんにちは^^ レトです。

お花に囲まれる生活って憧れますよね? 玄関やベランダ・お庭で育てたり、そしてそこからちょこっと切ってお部屋に飾ったり。

「ガーデニング始めてみたいなぁ」と思う方はたくさんいらっしゃるんじゃないかな?と思います。

でも、「枯らしちゃうから・・・。」「何を揃えたらいいの?」「難しそう・・・。」という心配もあるかと思います。

「置き場所、水やりのタイミング、植える時の土」のポイントを押さえることができれば、失敗を減らしていけると思います^^

お花を育てるにあたり、最初に必要な物と、枯れないお手入れのコツをご紹介します!

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お花を育てたい!スタートするのに必要なもの5つ

スタートするのに、これだけは揃えていただきたいもの5点をご紹介します。

最初に物をそろえるのは出費になりますが、

失敗を減らせると思うので、是非ご用意してください♪

鉢底石(はちぞこいし)

100円ショップのものでOKです。

鉢底石は、水やりの時に水はけをよくするために使います。

お花に限らず、植物を育てるには、水はけのよい環境を作ってあげることが大事なので、ぜひ用意しましょう。根腐れの防止にもなります。

お店で選ぶ時、たくさん種類があるわけではないので、そんなに迷うこともないかと思います。

粒の大きさで迷った時は、汎用性のある小粒の方がおすすめです。

(もし、鉢穴から鉢底石が落ちてしまう場合は、鉢底ネットも必要です)

大きい鉢で育てる場合には、大粒で問題ないですよ。

「ハンギングにしたい」、「棚に置きたいから、重くなると心配。。」という場合は、ちょっと値段は上がりますが、軽い鉢底石もあるので、そちらを選ぶのもいいですね。

くり返し使えますし、ご自分の用途に合わせて選んでいただければいいと思います^^

もちろん、ハーブや観葉植物を育てる時にも、鉢底石は必須です!

草花用の土

土は、草花用の土を用意するのがおすすめです。草花用培養土は最初からお花に適したようにブレンドされた土になっています。

(赤玉土や腐葉土などでご自分でブレンドすることもできます^^)

お店で選ぶ時ですが、私は値段が安すぎるものは避けています。

ご参考までに・・・

私がいつも買っている草花用の培養土は、25Lで1000円くらいのものです^^

お好きな鉢を使ってください♪ 

ですが、「必ず底に穴の開いたもの」というのが大事なポイントです。

穴があいていないと、管理が難しいと思います。とにかく水はけが大切です!!

私は、「いいな♪」と思った鉢に穴があいていなかったら、自分で開けられそうか考えます。無理そうな場合は、諦めます。

(それでもほしい時は、鉢カバーとして使います!笑)

そして、私がお花を育てやすいなぁと感じるのは、プラスチック鉢です^^

(素焼き鉢もオススメなのですが、私の場合は、割ってしまう事が多々あるので・・・。最近はプラスチック鉢を使っています。)

なかでも、プラスチックのスリット鉢は、お金をかけずに始めてみたい方、ガーデニングに苦手意識のある方におすすめです。

↓ これがスリット鉢です。5号鉢で120円前後です。

「でもやっぱりかわいい鉢のほうがいいなぁ・・・

おしゃれな鉢に植えたい♪」

という方は、こちらの記事をご覧ください^^

鉢の大きさの決め方、素材についての特徴などを詳しくまとめています^^

肥料

4つめは肥料です。

植え付ける時に土に混ぜて使う①元肥(もとごえ)と、あとから追加してあげるゆっくり効く②追肥(ついひ)、花が開花中に使う即効性のある③液肥(えきひ)です。

追肥は、土の上に置くタイプや、土に挿すアンプルなどがあります。お好みで選んでいただければと思います^^

薬剤

そして5つ目が薬剤です。アブラムシが付かないようにする①殺虫剤や、うどん粉病が出た時などに使う②薬剤です。

早期発見・早期治療ができれば、枯らす失敗をへらせますよ^^

うどん粉病は一晩で出ることもありますし、知らない間にアブラムシがいることもあります。(*農薬を推奨しているわけではありません)

病気と虫は気持ち悪い・・・

前もって予防もできますし、見つけたらすぐ対処できるので、準備しておくほうがおすすめです^^

必要な物以外に、「大事だなぁ、あったらいいなぁ」と思うのは、どなたかのガーデニングブログや本かなぁ、と思います。

今はネットで検索すれば、たくさん育て方を知ることができますし、あこがれのお庭を見つけることも出来ます。

困った時に頼れる方(ブログ)がいらっしゃったり、確認する本があったりするといいのかなぁ、と思います^^

私がガーデニングを始めた頃、わからないことがたくさんあり、

検索しまくりの日々でした。

そんな時にキヨミさんのブログと本を拝見してから、心の中で自分の「師匠」としています^^

ガーデニングを趣味にできたのは、こういった「師匠」を見つけることができた事も大きかったと思います。

最初の時ほど見る事は少なくなりましたが、何年経っても見るたびに発見があります。

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お花(多年草や一年草)を買ってきたら、植え替えましょう!

買ってきたら、植え替えましょう

「今日はちょっと植え替える時間がない・・・」

という場合は、日陰や半日陰の場所に置いておけば大丈夫です♪

おすすめサイズ

 よく売っているサイズの黒ポットは3号(直径9cm)ですので、

  1ポット植え → 5号(直径15cm)くらいの鉢

  3ポット植え → 8号(直径24cm)くらいの鉢 に植えるのがおすすめです^^

水やりの管理がちょうどいいと思う鉢の大きさです♪

鉢は、5号→8号→10号とだんだん大きくしていくのがいいですよ。

土の量と、根っこの張り具合のバランスが悪いと成長に影響しますし、根腐れの心配もあります。

私の失敗談です・・・

苗のラベルに、大きくなると60cmになると書いてあったので、いきなり10号鉢に植えたことがあります。結果、土がいつも濡れたままで乾かず、管理がとても大変でした。。

「また植え替えるの面倒だな・・・」と思ってしまいますが、この時の方が手間でした。

植え替え手順(画像つきでしっかりご紹介!)

基本になる植え替え手順は、観葉植物・お花・ハーブともに共通です^^

(ちなみに、写真の苗は、ハーブのローズゼラニウム。鉢は5号鉢(直径15cm)です。)

①鉢に鉢底ネット(はちぞこネット)をしく。

*あったほうがいいけれどマストではありません。でもネットを挟んでおいた方が、鉢底から入ってくるイヤな虫を見ないで済むというメリットがあります。

②鉢底石を入れます。深さ2cmくらいまで入れるのが目安

ちなみに、根鉢(ねばち)と株元(かぶもと)は、

ここのことを指します。↓

根っこを切らないようにやさしく。

冬は、根を傷めると枯れこむことがあるので、根が回っていても、そーっとそのまま植えます。

他の時期は、根が回りすぎていたら少しつまんで取っても大丈夫です。新しい根っこが伸びやすくなります。写真程度だったら、根を崩さないほうが無難です。根っこを傷めてしまいそうなら、無理に取り除く必要はありません。

④高さを調整しましょう。ウォータースペースの確保(2cmは欲しい!)を忘れずに!

⑤指で上から軽く抑え、苗と根っこを圧着させます。根っこと新しい土がなじみます。

⑥お水をしっかりあげます。イメージはコーヒーのハンドドリップです^^

全体的に水がなじむまで、小分けに何度もまわしながらあげます。

ジョウロは、コーヒーケトルと同じように、先の細いタイプだと水があげやすいですよ。

ウォータースペースは、確保しておかないと、水やりの時に土がこぼれてしまいます。

こぼれないように、そーっと水やりをしなくてはいけないので、余計な時間もかかることに。

気持ち的には土をいっぱい入れたいところですが、ウォータースペースは確保しましょう!

茶色の水が透明になればOK! これで植え替え完了です♪

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植え替えたあとのお花(多年草・一年草)の管理方法

置き場所・日あたり・風に気をつける

普段の置き場所は、基本的には日向が良いです。(*直射日光が苦手なものも中にはあります)

午前と午後で日向になる時間が変わる場合は、午前中に日の当たる場所の方がおすすめです。

それと、風には注意が必要です

植え替えてすぐ日向には出さない方がいいです。

風が強い場所も避けましょう。

数日は、外の半日陰(はんひかげ)などに置き、

徐々に置きたい場所に移動していくのがおすすめです^^

あちこち移動させるのが面倒な人は、よく日が当たって風が強すぎない場所が良いです。

お花がいっぱい咲きます♪

それとエアコンの室外機にも注意してください。風で傷んでしまいます!

置きたい場所が、風が強い場所でしたら風から守ってあげる対策を、日あたりが心配な場所でしたら、天気のいい時に日光浴させてあげてください♪

うちは風が強く抜ける場所なので、

風の強い日はハンギングや棚の上の方に置いてある鉢植えを下ろしています。

水やりのタイミングは何日おき?

先に答えを書きますが、「3日おきですよ」、とか「週に1回ですよ」とか

一概にはいえません。

水やりのタイミングは、その時の季節(気温)や、置いている場所(太陽の当たり具合、風が抜ける場所かどうか)などで変わってきます。

じゃあどうすれば・・・?

その判断は、次のようにします^^

(使っている写真が、ペペロミアとポトスですが、チェックの方法はお花も同じです)

まず、土のチェックを。見た目はカラカラですね。

でも、中が乾いていない場合があるので、土の表面を指でほじって確認します。

こんな感じで、手の指の第一関節くらいまで入れて確認するといいですよ。

ぱっと見、「もう乾いてるでしょ?」っていう見た目でも、案外ぬれていることもあるので、目視だけでなく、必ず触って確認します。

確認してみて、中も乾いていれば水やりを。ぬれていたらあげません。

「しめっている程度」で判断に悩む場合は、これからの天気や気温、風の影響を受けるかどうかで判断します。風の強い日は乾くのが早いです。曇りや雨の日なら、土がすぐに乾いてしまうこともないので、水やりは持ち越せますね。

お花の水やりに適した時間帯

水やりは、朝か夕方がおすすめです。

暖かい時期は、水やりをした後に、「蒸れてしまいそうかどうか」

寒い時期は、「凍ってしまいそうかどうか」

で判断してください。

例えば、真夏の昼間に、「お水あげてなかった!!」「水切れしてる!!」など、そういう時は、枯れてしまうので水やりしましょう。水をあげたら、日陰に移動すれば大丈夫です。

日陰に移せば、

太陽で土が熱くなり根っこがダメになるのを防げます。

逆に、気づいたのが真冬の夜だった場合は、水やりして家の中に入れます。玄関など暖房の影響を受けない場所に避難させましょう。

外に置きっぱなしだと、霜が下りたり凍る心配があります。

(写真は、フリルタイプのビオラです^^)

花が終わったらどうする?花は抜くの?

一年草か多年草かで変わってきます^^

一年草は、花が終わったら苗も終わり。種を収穫して抜きます。

一年草は、パンジー、ビオラ、アサガオ、ひまわり、ジニアなどが代表的ですね。

花が終わったら苗も終わりです。苗は鉢から抜いて処分になります。

種が付くので、種を取っておけば種をまいて

また咲かせることができます♪

多年草(宿根草)は、花が終わってもまた咲くので保管(植えっぱなし)を

多年草(宿根草)は、葉っぱが一年中消えない常緑タイプと、

葉っぱが消えてしまうけど根っこは生きてるタイプがあります。

鉢植えの場合 → そのまま保管して大丈夫です。*場合によっては株分けや植え替えをします。水やりも必要です。

地植えの場合 → ほったらかしで大丈夫です。*こちらも場合によっては掘り上げて、株分けや植え替えをします。水やりは基本的に雨に任せてOKです♪

地植えの多年草は、雨で腐ったり暑さや寒さに耐えられなく、

自然消滅することもあります。

写真は3つとも、真冬に撮影した多年草(宿根草)の姿で、上から時計回りに、宿根イベリス、バコパ、ブルネラです。

同じ多年草のくくりでも、冬の姿はバラバラです。

地上部が無くなる多年草は、冬越し出来てるのかどうかは

春に葉っぱが出てこないとわからないので、結構不安になります。。

【古い土】鉢から抜いた土は、処分するか殺菌してから再利用します

一度使った土は、処分するか殺菌してから再利用します^^

土を処分するときは、お住まいの自治体のルールにあわせて処分してください。

土を引き取ってくれるお店もありますよ^^

せっかく買った土、一度で捨てるのはもったいないですよね?

土の再利用方法はこちらでご紹介しています。

大きくなったら、大きな鉢に植え替えるしかない? 同じ鉢を使えます!

「どんどん大きくなるのって困るなぁ・・・」という事もあるかと思いますが、そういう場合の対策がありますよ。

対策① 株分け

大きくなった株を2つ(もしくはそれ以上)に分ける。

対策② 植え戻し

鉢から抜いて、根鉢を小さくしてから(周りの土を取って小さくする)、同じ鉢に戻します。

こちらの記事もぜひご覧ください♪

以上、お花の基本的な育て方でした。最後までお読みいただきありがとうございます。

カテゴリー「きほんのき」では、観葉植物やハーブの育て方もご紹介しています。

読んでくださった方のヒントとなれば嬉しいです。

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