こんにちは^^ レトです。
朝晩は少しだけ涼しくなってきた神奈川です。ほんのちょっとだけ秋が近づいてきましたね♪
さて、今日は宿根ビオラ・ラブラドリカの夏越し中の様子です^^
ラブラドリカは夏の暑さが苦手で、夏の間はお花が咲きません。鉢植えの場合は半日陰に移動を、地植えの場合は植える場所に注意が必要です。葉っぱの変化、夏越しの様子、お手入れをご紹介させていただきます。

もう少し涼しくなったら
鉢植えは日なたに戻す予定です^^

ラブラドリカは、葉っぱとお花の色がシック。とても人気のある多年草です。
ブルー系のお花が好きな方に、ぜひおすすめしたいお花です♪
☑ 葉っぱの色は、黒っぽい深い緑色で、その形はハート形です。
シックな色の葉っぱはそれだけでおしゃれですよ。
銅葉や黒葉は、寄せ植えや花だんに植える事でアクセントになり、他の植物も引き立てることができます^^
☑ お花は秋~春までと長く咲きます。スミレ科で、名前に「ビオラ」とついていますが、一年草のビオラというよりは、スミレの形をしています。深い紫色でとても目を引くきれいな花色です。
☑ 鉢植え・地植えのどちらでも育てられて、大きくなりすぎずコンパクトに育つのも長所だと思います。
☑ 花後にタネが付きやすく、こぼれダネでもよく増えます。日々のお世話は、枯れ葉とタネが入っていたサヤの掃除くらいになので、お手入れもラクな方だと思います。
ラブラドリカは今日で3回目のご紹介です。過去の記事はこちらになります ↓

宿根ビオラ・ラブラドリカは、
「雅(みやび)スミレ」
「黒葉スミレ」
「宿根すみれ紫式部」と言ったりもします。
【 黒葉がきれいなラブラドリカ 】季節の比較
【4か月前・2022年4月】春の様子

2022.4.9撮影

こちらが鉢植えです。
夏以外は日なたに置いて育てています^^

2022.4.10撮影

そしてこちらが地植えです。
地植えは移動ができないので、半日陰に植え付けました。
【2か月前・2022年6月】梅雨明け直後の様子

2022.6.27撮影

葉っぱが明るめのグリーンになりました。
梅雨明けが早かったので、急いで鉢植えを半日陰に移動しました。
(日なたから、タープを張ったウッドデッキに移動)
(*地植えの方は写真を残していませんでした・・・。)
【現在・2022年8月】夏越しの様子
夏越しは、直射日光が当たらない場所がおすすめです。
鉢植えは移動ができるので、夏は半日陰の場所に移動したり、
移動ができない地植えの場合は、半日陰の場所を選んで植え付けると安心です^^

2022.8.20撮影
こちらが現在の夏越し中の鉢植えです。タープを張ったウッドデッキで夏越ししています。
2か月前と比べて、ちょっとだけボリュームが出た気がします。
タネがいつの間にかはじけて、サヤが残っています。

地植え① 2022.8.20撮影
そしてこちらが地植えのほうです。先ほどの4月に撮った写真と同じ株になります。

ちょっと元気がなさそうですね。
株元が小さくなり、枝が太陽に当たろうと長く伸びてきています。
日陰になりすぎているのかもしれません。
(*タイミングを見て、掘り上げ&レスキューをしようと思います)

地植え② 2022.8.20撮影
そしてこちらが地植え②です。
「あれ?ここに植えたっけ?」という場所で見つけました。先ほどの地植え①の近くで、半日陰の場所です。
こぼれダネで増えていて、ひそかに育っていたのかもしれません^^

ベロニカオックスフォードブルーやリシマキアに混じって育っています。
両方とも草丈が低めなので日光が足りているのか、宿根ビオラも元気そうです。
この株はこのまま様子を見ようと思います^^
【 夏のお手入れ 】枯れ葉・タネが入っていたサヤの掃除

ここからはお手入れです。
お手入れは6月と同じで、枯れ葉とサヤの掃除、
そして固くなった土の表面の中耕をする程度です^^
掃除前

↑ 葉っぱをかき分けて、枯れた葉っぱや傷んだ葉っぱを取っていきます。
掃除は2か月ぶりなのですが、成長期ではないので枯れ葉は少なめでした。

↑ そしてタネが入っていたサヤも取っていきます。サヤは写真のように残ったままになるので、ハサミでカットしていきます。

↑ そして最後に中耕です。
水やりをしているうちに、自然と土の表面が固くなってしまうので、フォークなどで土の表面をカリカリして柔らかくしてあげます。

中耕すると、
空気・水・肥料の通りが良くなります^^
掃除後

↑ ひと通り掃除が終わったところです^^
葉っぱを持ち上げたので、きれいに垂れていた葉っぱの向きがバラバラになってしまいました。

何日かすると、また葉っぱが
太陽に向かって揃ってくると思います^^

↑ こちらが株元です。溶けぎみの葉っぱもあったのできれいにできて良かったです。

↑ そしてこちらが葉っぱをペロッとめくった逆サイドです。
6月にまいたタネですが、発芽はまだのようです。
↓ こんな感じでそのうち芽が出て、株が増えてくれると思います^^ (この写真は今年4月のものです)


これでお手入れは終わりです^^
夏の強い日差しが落ち着いたら、日なたに戻そうと思います。
宿根ビオラは、シックでおしゃれな多年草です。
真夏の直射日光は苦手なので、夏の置き場所には注意が必要ですが、それ以外は特に面倒なお世話は必要なく、寒さにも強い品種です。
育てていて病気にかかりやすいイメージはなく、春先などにオルトランなどで害虫予防をしておく程度で済んでいます。
苗は秋~春に見かけます。黒葉は目立つので見つけやすいかなと思います。気になった方はお花屋さんを見てみてください^^
こぼれダネでも増えますし、採ったタネを土の上にまいておいても芽が出てきます。一度買えば、その苗は何年も育てられますし、タネでもつないでいけるのですごく経済的です。
かわいいですよ♪
最後までお読みいただきありがとうございます。読んでくださった方のヒントとなれば嬉しいです。

これまでご紹介した記事は110ほどあり、
その一覧は、サイトマップからご覧いただけます♪
お花を探す時などにお役立てください^^
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よろしくお願いいたします。
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