今回は、パルマスミレを鉢植えで何年も育てるための夏越しと冬越しのコツ、
花を沢山咲かせる為の開花前の作業をご紹介しています。
いい香りのする多年草、鉢植えで何年も冬越しできます
お迎えしてから今日まで
春先からお店に並びだす、パルマスミレ。香りがあるのでニオイスミレとも言いますね。
花は2色あり、紫色が「オーロラ」、白花は「スワンリーホワイト」という名前が付いています。
花が咲くといい香りがするので、毎年開花が待ち遠しいお花です。
育て始めて、今年で4~5年になるかと思います。
鉢植えで育てていて、大きくなったら植え替えたり、株分けしてきました。
冬越しした2月の様子

↑ こちらが2月の様子です。
頑張って冬を越してくれました。葉っぱが傷んで、黄色く枯れたようになっています。
パルマスミレのおすすめポイントはココ

↑ このように、鉢から垂れるようにして花が咲きます。(*2021年4月撮影)
そして、花びらは八重咲きで、クシュクシュっとした姿が可愛いです。

↑ こちらは、白花のスワンリーホワイトです。
花と葉っぱの大きさはこんな感じです。小さめでかわいいですよ。(*2022年3月撮影)
2色とも、いい香りがします。
ベランダ(鉢植え)で育てる時のポイントと夏越し・冬越し方法
地植えで育てていないので、鉢植えで育てる時のご紹介になります。
植えかた・置き場所・水やり
・オーロラは5号サイズのプラスチック鉢、スワンリーホワイトは6号サイズのテラコッタ鉢で育てています。
・それぞれ、昨年秋に株分けをしたので、その時に元肥を土に混ぜてあります。
・つぼみが見えてきた2月から液肥もあげています。
・オーロラは一年中ウッドデッキにあり、スワンリーホワイトは春と秋は庭に直置きしています。

地温と気温の影響を受けないように
夏越しと冬越しの時期は、ウッドデッキで育てています。
もともと屋根のあるウッドデッキですが、真夏の日差しは強すぎるので、
さらにタープを使って、遮光しています。
・一年を通して、しっかり土の表面が乾いたのを確認してから、水やりをしています。
開花前の作業で花を増やす
枯れ葉取り・肥料・株元の土を確認する

↑ 黄色く枯れた葉を取り除きます。

↑ 成長とともに、茎がカリカリになってきます。株元の部分も持ち上がったように露出してくるので、
春の日差しで株元が傷まないように、土を足します。

1年効果のある元肥を昨年11月にあげているので、
緩効性の肥料はあげません。即効性のある液肥だけを与えることにします。

もし、元肥や置き肥の効果が切れている場合は、置き肥を与えます。
開花シーズンに入るこのタイミングで、即効性の液肥も一緒にあげる ようにしましょう。
お花がたくさん咲きますよ^^
開花の様子


*両方とも、2022年3月末に撮影。
以上、パルマスミレの育て方でした。最後までお読みいただきありがとうございます。
読んでくださった方のヒントとなれば嬉しいです。
お花やハーブ、観葉植物の基本の育て方も、写真入りで詳しくご紹介しています。
ぜひこちらも参考にしてください^^
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