こんにちは^^ レトです。
師走になり、なんだか気持ちもせわしなくなってきました。クリスマスに大掃除、お正月の準備と家事もギュッと立て込んできますね^^
12/13が「正月事始め」という事で、今日はお正月の花材でもある、千両のご紹介をさせていただきます♪
親株は地植えで育てているのですが、今年の春に挿し木してみたところ、それが成功して、挿し木のまま実が付きました♪
このままだとかわいそうなので、今日はこちらを鉢植えにしようと思います。
挿し穂の作り方もご紹介していますので、あわせてご覧ください^^

お正月のたびに、「松や千両、お花高いなぁ・・・。でも飾りたいなぁ」と。
そんな時、生協で千両の苗を発見。
「千両を買って育てれば、毎年買わなくていいかも♡」と思い、育ててみる事にしました^^

11月頃には実が赤くなってきます。
実が強風や大雨で落ちないように、ネットをして対策をしています。
そちらの様子もどうぞ^^

親株からカットして一輪挿しに 2022.12.10撮影
【挿し木が成功】千両の親株と子株
地植えにしている親株

2022.12.9撮影
↑ こちらが親株です。
南側の半日陰の場所に地植えしています。育ててどれくらいになるか覚えていないのですが、背丈が腰辺りにまで成長しました。
毎年、お正月になると実が付いている枝を切っているので、これが剪定になっているかはわかりませんが、植えっぱなしで特に何もせず育っています^^
時折、株元に新しい土を足してあげる程度です。

写真に写っている白いネットは
100均で買った防虫ネットです。

去年は風にやられて実が全部落ちてしまったので、
今年は早めにネットをかけました^^
挿し木した子株

↑ そしてこちらが親株から挿し木した苗です。
今年の春~梅雨の頃だったと思うのですが、「お試しで挿し木してみようかな」と2本やってみました。
うまくいったみたいで、実が付きました^^ これは落としたくない貴重な一粒。

↑ 株元はこんな感じです。
3本あるように見えますが、1本は挿し木後に育った枝です。
4本目になる芽も出てきていますね♪
【どの枝を選ぶ?】千両の挿し穂の作り方

挿し木は春や秋だと成功率が上がります^^
(増やす場合は、自宅で楽しむだけにしましょうね)

今が春や秋だったと仮定して、
作っていきます。

↑ 親株から枝を切ってきました。

↑ 「挿し穂にはどの枝がいいのかな?」と悩みますよね?
使う枝は、ガサガサした年季の入っている枝より、枝先に、新しく出た柔らかい葉っぱが付いている枝を選ぶといいですよ!
つやつやしていて、葉っぱを触ると柔らかい葉っぱです。

↑ その枝で使うのは先端の部分です。3~4節あれば良いと思います。
〇で囲った節が上から数えて3節目なのですが、その節の下(3節目と4節目の間)でカットします。

3節目の節からは、小さな芽も出ているので、元気な証拠^^
ここから根っこが出るようにしたいと思います。

↑ 3節目と4節目の間でカットしました。
3節目は土に埋めるので、葉っぱをカットして取り除きます。

↑ 3節目の葉っぱを取りました。
2節目の小さい葉っぱと、芽も取っておきます。
そして、切り口は水を吸い上げやすくする為に、シャープにカットします。

↑ 葉っぱや芽が無くなり、切り口がシャープになりました^^

↑ あとは葉っぱの数を減らしておきたいと思います。
4枚は多いかな~・・・。根っこが無いので、葉っぱが多いと水を吸い上げる量と蒸散する量のバランスが悪いかなと思います。

↑ 葉っぱを2枚にしました。これで挿し穂の完成です^^

この後は、数時間水に浸けておきます。
(成功率をあげる為に発根剤を入れてもいいですね)

↑ では、挿し穂を土に挿していきます。3節目をしっかり土に埋めます。
土は挿し木用の土や、赤玉土、鹿沼土などを使います。
この3種類の土は栄養分が入っていないので、挿し木に向いていますよ。

草花用培養土でもできなくはないですが、成功率が下がります。
栄養分が入っているので挿し木には不向きです。

↑ これでOKです。
水やりをして、太陽や風が当たらない場所で管理します。
【千両を鉢に植える】挿し木を鉢上げ

では鉢上げです♪

↑ 先ほどの挿し木の子株を、ポットから抜きました。
挿し木して半年は経っているので、根っこがここまでしっかり育ってくれました。
(というか、栄養のない土でもここまで育ってくれるんですね。)

↑ 先ほど作った挿し穂の3節目からは、こんな感じに節から根っこが出てきますよ。

↑ からまっていた2本を分けたところです。
両方ともしっかり根っこが出ていますね^^

↑ これを今回はまた2本一緒に、5号鉢に植えていきたいと思います。
ポットと5号鉢の大きさ比較はこの通りです。

↑ プラスチック鉢に鉢底石を入れてから、草花用培養土を入れます。

↑ 元肥を入れ、土と混ぜておきます。

今回はマグァンプ中粒を使っていますが、
化成肥料でも有機肥料でも何でも良いと思います。

↑ そして、葉っぱの向きを決め、土を足していきます。

棒を使って、根っこと根っこの間にしっかり
土を入れ込みます。

↑ この節は根っこと新しい芽が出ているので、しっかり土に埋めたいですね^^

↑ これで土が入りました。
ウォータースペースを確保して、新しい芽もちょこんと出るように調整しました。

↑ 水やりをして、植え付け完成です♪
肥料のある土になったので、これからグングン成長してくれると思います。

作った挿し穂もこのまま育つかやってみようと思います。
真冬の挿し木って成功するのかな・・・実験です^^
最後までお読みいただきありがとうございます。読んでくださった方のヒントとなれば嬉しいです。
(次回のブログ更新は4日後の夜20時です)

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