多肉植物は、置き場所や日照不足によって徒長することがあります。
徒長は残念ながら直すことはできませんが、カットして可愛くする事はできます^^
今日はその方法をご紹介させていただきます。

多肉植物は冬に紅葉する品種もありますが、
レーマニーは、一年中この色です^^
【レーマニー】育て方と管理方法

↑ 今から5年前の2017年にお迎えしたレーマニーです。
右側が親株で、親株をカットして増やしたのが、左側の子株です。
雨ざらしにすると、腐ってしまうことがあるので、一年中ウッドデッキ(屋根付きです)で育てています。

↑ 葉っぱはこんな感じです。多肉は個性色々でかわいいですよね。

↑ 一番下の葉っぱが一番古く、新しい葉っぱが上へと出てきて背丈が伸びてきます。

↑ 写真の真ん中あたりに、子株を作る際にカットした跡が残っています。
カットすると、その下や、もうひとつ下の節から、新しい葉っぱが伸びてきます。

↑ こういった、もともと茎だった部分が枯れきたら、ハサミで取り除くようにします。

↑ このしわしわは水切れのサインです。
水切れサインは、他の葉っぱにはまだ出ていません。株全体がしわしわになってからでも、レーマニーは復活できます^^ (でも、かわいそうなので、早めにあげましょう)


今年2月にしわしわになってしまった子株です。
多肉植物は、毎日水やりするのはタブーとされていますが、
葉っぱがパンパンに膨らむまで、毎日水やりをすると復活しますよ^^
(復活するまでの間は、室内に置いておけば、蒸れたり枯れたりしません)
【徒長した子株】カットして挿し穂にする

↑ この子株、葉っぱと葉っぱの間が開いてしまって徒長した部分(下側)と、ギュッとなっている部分(上部)と、差が出てしまいました。
徒長は日照不足が原因です。置き場所を変えたところ、その後出てきた葉っぱは、ギュッとなりました。

一度徒長してしまった部分は、日向に置いて、置き場所を改善しても直りません・・・。

↑ 徒長したままでも良いと思いますが、新しい葉っぱも見えているので、カットして徒長を無かったことにしようと思います^^

↑ 全部の茎をカットしました。この子株は、下の節から葉っぱが成長してきます。

↑ 挿し穂にするために、一番下の葉っぱを取って、節を露出させます。

↑ 手で外そうとすると、このようにちぎれてしまい、きれいに取れません。

↑ よく切れる先の細いハサミで、きれいに取り除きます。

↑ これで挿し穂の完成です。

カリカリの茎がめくれて、中の部分が見えてしまっていますが、
これで大丈夫です^^

↑ 親株の鉢にまだスペースがあるので、ここに挿そうと思います。

↑ 先に割りばしで穴を開けてから、挿し穂を挿します。
挿したら、土と茎をなじませるように、軽く土を押さえて圧着させます。

↑ こちら子株です。根っこが見えてしまっているので、土を足してあげます。

↑ 親株・子株とも、鉢底石を敷いて、鹿沼土だけで植え付けていますが、根っこが成長してきて乾燥するのが早くなってしまったので、今回は表面に赤玉土をのせる事にしました。

鹿沼土も赤玉土も、水はけのよい土になります。
さらに、赤玉土は、水もちも良い土です。
鹿沼土は、写真のようにだんだんコケが生えてきてしまいます・・・。

↑ 親株・子株ともに、表面に赤玉土を入れました。

↑ 水をあげたところです。赤玉土の色が、水を吸って濃い色に変わったのがわかりますか?
この土の色を覚えておくと、しわが入る前に、乾燥に気づけるようになるかと思います^^
レーマニーが徒長した時の解決方法でした。最後までお読みいただきありがとうございます。
読んでくださった方のヒントとなれば嬉しいです。
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