スイセンは、バラのコンパニオンプランツです。植えっぱなしのスイセンを元気に咲かせる為に、バラの株元のグランドカバーの整理をします。
今日はこちらの作業をご紹介します。
コンパニオンプランツって何?
コンパニオンプランツとは、育てている花のそばに植えることで、よい作用をしてくれる植物のことをいいます。
うちでは、バラを育てていて、バラにコガネムシが来ないようにスイセン(品種:ティタティタ)を植えています。

例えば、他のコンパニオンプランツとしてよく見かけるのは、
マリーゴールドでしょうか。大根やカブ、ナスなどのセンチュウ対策ができます。
【作業前】混み合ったバラの株元


↑ 写真のように、バラの株元には、グランドカバーとして植えているアジュガの他に、
球根(スイセン、クロッカス、スノードロップなど)を植えています。
【作業】枯れ葉や落ち葉掃除、窮屈になった植物をゆったり植え直す

↑ 冬の間に枯れた下葉や、飛んできた落ち葉などを取り除きます。

↑ 伸び広がったアジュガと、植えっぱなしのスイセンがケンカして窮屈になっています。
お互いがよく育たないので、植え替えしやすいほうのアジュガを抜いて、スイセンがよく育つようにしてあげます。
【半日陰でも育つアジュガ】おすすめポイント

↑ アジュガはランナーを伸ばして、地表を広がって増えます。
こんなふうに、レンガも越えたりします。
4~5月に花がスッと立ち上がって、ブルーのきれいな花が咲きますよ。

↑ 2021年4月に撮影。群生させるととってもキレイですよ^^

うどん粉病になりやすいので、注意が必要です!
密集しないように、混んだ場所をすいてあげると対策できます^^
【作業後】株と株の間に余裕を持たせる



↑ 作業後の様子です。
これから春本番。土が見えるようになったので、肥料を追加したり、虫対策の薬もあげやすくなりました。
【来年の準備】開花後は葉っぱを三つ編みにします




球根類の葉っぱは、花が終わったら三つ編みにしています。
光合成させながら、葉っぱが枯れるのを待ちます。

三つ編みをする(まとめる)理由は、
株元に太陽を当てたい!
アジュガが良く育つようにしてあげたい。
枯れてくる葉っぱが、他の元気な植物にくっつかないようにして、病気の予防をしたい。
からです。
そして、葉っぱが枯れた後は、片づけもラクになります。
葉っぱをバラバラさせながら枯れるのを待つよりもおすすめですので、
花後にぜひやってみてください^^
以上、コンパニオンプランツのスイセンのご紹介でした。最後までお読みいただきありがとうございます。
読んでくださった方のヒントとなれば嬉しいです。
お花やハーブ、観葉植物の基本の育て方も、写真入りで詳しくご紹介しています。
ぜひこちらも参考にしてください^^
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